物件の正しい選び方（発電所）

投資や購入をする太陽光発電所選びで後悔しないためには、利回りのほかにもチェックすべき点があります。3つのポイントを押さえて、本当の高利回り案件を見つけ出しましょう。

利回りだけじゃない好物件を決める条件
投資先の発電所選びでは、誰もが利回りを重視するものです。しかし、表面上の利回りには反映されない重要なポイントがあるのをご存知ですか？「購入時の条件はよかったのに、思うように投資回収できない」といった事態に陥らないためには、いくつかのポイントを押さえた物件探しが大切です。

太陽光発電所はメンテナンスフリーだと思われがちですが、適切なO&Mを実施することは発電量のアップに大きく貢献します。また、保証内容がしっかりしていれば追加のメンテナンスコストを抑えることも可能です。特に遠隔地の野立て物件では、常時監視システムや防犯対策も欠かせません。いずれも一般的な利回りの算出時には含まれない条件ですが、長期的に利益を生み続けるのは、これらを網羅した物件です。様々な角度からしっかりチェックすることが、好物件を見つけ出す近道です。

ポイント1. O&Mの履歴をチェック
失敗しない物件選びには、まずO&Mのチェックが欠かせません。運用中のメンテナンスや手直しの発生は、利回りを引き下げる原因です。そもそもO&Mの履歴がきちんと蓄積されているか、信頼のおける会社がO&Mを実施しているかといったポイントは、思いのほか重要なものです。

ポイント2. 保証範囲の確認も忘れずに
充実の保証が付帯された案件は、隠れた好物件です。パネルメーカーによっては、無償で長期の製品保証や出力保証が備えられている場合があります。また、太陽光発電所は屋外に設置されるため、防犯の観点から保険の適用範囲もしっかり確認しましょう。自然災害だけでなく、窃盗などの人災も想定した補償内容になっているかがポイントです。

ポイント3. 常時監視は必須アイテム
24時間365日、発電所の状態を知らせてくれる常時監視システムは、もはやマストアイテム。大切な資産を守り、発電量の向上を目指すうえでも必須です。さらに、可能であれば投資先の発電所を決定する前に、ぜひ現地へ足を運んでみましょう。 百聞は一見にしかず、念には念を入れることが投資を成功へと導きます。

大きな投資となる物件選びは、絶対に失敗したくないもの。表面上の利回りだけで判断を急いでしまうと、期待する結果が得られないこともあります。メンテナンス状況や保証内容、万が一の保険の適用範囲まで確認し、慎重に検討を進めることをお勧めします。

充実の保証やO&M、常時監視システム

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