工場・倉庫屋根に太陽光発電設備を導入する金銭的メリットを、どう考えれば良いのでしょうか?
電気を多く使う工場なら自家消費メリットも大きい
工場・倉庫屋根に太陽光発電設備を導入する金銭的メリットを、どう考えれば良いのでしょうか?
自家消費モデルのメリットが最大に発揮されるのが、電力消費量の多い工場などの施設です。これまで電力会社に払っていた電気代を自前の太陽光発電で賄うことができれば、工場の収益性は大きく高まります。さらに、電気が余ればFIT(固定価格買取制度)で買い取ってもらえるのだから無駄がありません。
工場には、大きな屋根があります。この屋根を使って収益性アップが図れるのなら、使わない手はありません。ただ、かつては導入コストが高く、設置することに二の足を踏んでしまう工場オーナーも多かったのではないでしょうか? しかし、
太陽光発電設備のシステム価格は、ここ数年で大幅に安くなっています。
新たな経営資源として活用できる理由とは
● 使っていない屋根を活用して電気を作れる
空いている屋根さえあれば、太陽光発電設備(屋根上ソーラー)を設置できます。広い屋根のある工場や倉庫にピッタリです。
● 機材の導入コストが5年間で50%以上ダウン
屋根上ソーラーの機材導入コストは、ここ数年で50%以上も安くなりました。施工技術の向上により、設置工事費も低コストになっています。
● 冷暖房効率や屋根の耐久性をアップ
屋根の上にソーラーパネルを載せるので、断熱性能が向上して冷暖房効率がアップします。また屋根が直射日光や風雨に晒されなくなり、建物の経年劣化も抑えられます。
● 節税効果が大きい
屋根上ソーラーは、法定耐用年数17年の減価償却資産です。さらに「中小企業経営強化税制」の対象設備でもあるので、大きな節税効果があります。
工場・倉庫屋根へ太陽光発電設備導入を検討している方にオススメのブース
つくった電気、使うべきか、売るべきか?
● 工場なら:自社で使う「自家消費」
昼の消費電力量が大きい工場なら、
自家消費! 購入電力量を減らせるだけでなく、ピーク電力を大幅にカットして電気の基本料金をダウンし、約10年で設置費用を回収できます。災害時・停電時には、非常用電源としても使えて安心です。
● 倉庫なら:電力会社に売る「全量売電」
あまり電力を使わない倉庫なら、
全量売電! 20年間決まった価格(2020年度は50kW以上250kW未満は12円/kWh)で、電力会社が電気を買い取る「FIT制度」が使えます。屋根スペースを有効活用して、利回り約10%の安定収益が得られます!
─SOLAR JOURNAL WEBサイトより