野立ての太陽光発電所を悩ませる、雨水による土砂の流出。発電設備を支える地盤が弱くなると、倒壊など深刻な問題に発展します。雨が降るたびに濁水が発生すると、近隣からのクレームや土砂災害につながる恐れも。それを防ぐのが、緑化によるソリューションです。地表を植物が覆い、雨風による土壌の浸食を食い止めます。むき出しだった地面が緑地に変わると景観が大きく向上し、発電所のイメージアップにも貢献します。
ポリソイルは、散布するだけで地表を強力にコーティングし、風雨による浸食を防ぐ土壌浸食防止剤です。種子や肥料などを混ぜ合わせて散布し、土地の風化を防ぎながら緑化を実現します。平面はもちろん、水の流れで土壌が削られやすい法面などの傾斜地でも使用できます。即効性が高く、散布から3日ほどで効果を発揮し、半年から1年ほど持続します。有害物質や重金属を一切含まない高い安全性も魅力です。
ポリソイルは、もともと沖縄で20数年にわたり活用されてきた土壌浸食防止剤。粒子が細かい沖縄の赤土は雨で簡単に海に流出してしまい、サンゴ礁へ悪影響を及ぼすことが問題視されてきました。そこで赤土流出対策として開発されたのが、ポリソイルです。安全性が高く、優れた費用対効果を発揮することから、今ではもっとも一般的な対策手段となっています。これまでに1,000ha以上の土地を守り続けてきました。
沖縄生まれのポリソイルは、有害物質や重金属を一切含みません。水溶性の原料を使用しているため、施工後の土壌が動植物へ影響を与えることはありません。もちろん、製造時や施工時の安全性もお墨付き。仮に農地に使用しても、作物の発芽や成長過程に影響を及ぼさないことが確認されています。養殖場などがある沿岸部でも使用できます。地域に信頼される発電所を実現するための、環境にやさしい緑化ソリューションです。