取付金具は、施工性を左右する重要な役割を担っています。施工性の高さは工期短縮に直結する見落とせないポイント。長期にわたり信頼できる金具選びが欠かせません。
実はインパクト大! 工期短縮へ導く金具とは
取付金具は、太陽光パネルを支える要です。長期にわたって安定して稼働する発電所づくりは、しっかりとした
“足固め”から始めましょう。そのために、設置条件に適した金具選びが大切です。屋根置きの発電設備であれば、荷重検討はもちろん、屋根の形状に合った金具を選ぶ必要があります。
金具を選ぶ基準として、押さえておきたいのが
「施工性」です。「取付工事がスムーズに行えるかどうか」は、思いのほか重要なポイント。というのも、工事期間の長さは、運転開始スケジュールや事業活動に大きく関わってくるからです。仮に工事が長引いてしまうと、その後の計画を見直さなければなりません。万が一、追加工事が発生すれば、投資コストの回収にも関わってきます。屋根置きの場合には、メインの事業活動にも影響を与えかねません。そうならないために、滞りない工事をアシストする取付金具はきちんと選びましょう。
ポイント1. 安定感と高施工性の両立!
金具の施工性は、スムーズな工事を目指すうえで非常に大切な要素です。理想的な金具とは、既存の屋根や建物に穴を開けずに施工できるものでしょう。屋根をがっちりとグリップし、ガタつかない安定感も重要です。また、金具そのものの重量も施工性に大きく影響します。軽量化が施されているなど、実際に工事をする技術者が取扱いやすいよう配慮された金具が最適です。
ポイント2. 屋根形状や工法から選ぶ!
ハゼ折板屋根、重ね折板屋根など屋根の形状は様々。屋根形状に合わない金具で施工してしまうと、雨漏りなどの思わぬトラブルにつながりかねません。施工現場に適した金具を選ぶことは、金具選びの基本のひとつ。屋根に穴をあけない工法や固定用のレールが不要なラックレス工法など、さまざまな工法に対応できる金具を選びましょう。その際、
耐食性が高いるかどうかや強度に優れた材質かどうかも、チェックすべきポイントです。
ポイント3. 複雑なレイアウトにも対応!
複雑な発電所の立地条件にフィットする金具とは、施工性の高さはもちろん、柔軟なレイアウト設計にも対応できる金具です。既存の屋根の形状という制約に縛られず、施工範囲を拡大できる金具なら、複雑な設計にも応じることができます。今後、増加が予想される自家消費案件にもぴったりです。最適な金具の選定は、施工範囲の拡大や多様なリクエストの実現に直結しています。
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発電システムの要となる金具に求められるのは、確かな品質。軽量化されたものなど、施工性の高い金具であればベストです。太陽光発電システムの施工経験が豊富で、複雑な案件にも柔軟に対応できる施工会社がいれば、なお安心です。