シュタットベルケと社会課題の解決 [前編]

立命館大学経営学部教授
一般社会法人 日本シュタッドベルケネットワーク 理事
ラウパッハ・スミヤ・ヨーク

ラウパッハ スミヤ ヨーク氏は、「シュタットベルケ」の理念を日本に広めた立役者。コロナ禍のなかで顕在化した様々な社会課題の解決に向けて、地域経済を立て直していくことの重要性を説く。ポイントになるのは、地域主体のエネルギー事業を育成していくこと。そして、それを軸にした公共インフラサービスの再構築だ。「シュタットベルケ」には、それを実現するための多くのヒントが秘められている。前後編、2回に分けてお届けする。